ジイの独り言

2017年01月10日up

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じいのひとりごと

変化の日本

「近年になって お手伝いをする子どもの姿を見た事がない」そう言われて 「そう言えば」となった。


昭和20年・30年代ではごく当たり前に目にした妹をおぶる兄の姿は もうおとぎ話の世界。家の外回りを掃除する子どもの姿も見られなくなった。地域清掃では 中学生・高校生が積極的に参加し 小さな子どもたちを指導した時代が懐かしい。


アメリカでは13歳未満の子どもたちだけで外出するのを禁止しており 子どもたちだけで買い物をしている様子を発見したら 保護すべき出来事なんだとする州も多い。また 子どもだけで外出させた親には罰則を科せられることもあるようで 国によって事情が異なる。しかし 日本にはその決まりは無く 子どもたちは自由に行動することができる。これは 先進国の中にあって 特異な日本の文化のようで 評価する国も多い。


文化人類学者のドウェイン・ディクソン氏は 「日本のこどもが自信過剰なわけではなく 日本には『集団の信頼』があるため このような文化が成立する」と説明している。また「日本の小学校では 給食当番や掃除当番などが割り当てられたりすることから多くを学び 『公共スペースで果たすべき責任』や周囲への配慮について理解することができ 倫理観が養われている。これは 日本の犯罪発生率が世界的に見てもかなり低いという要因でもある」・・・と言っている。


近年 日本の社会環境が大きく変化してきている。その変化の中で 子どもたちをどう守って行くか 様々な試行錯誤が繰り返される中 「良き日本の姿」は大切にしたいと思うのは 私だけだろうか?
お母さんの後ろを荷物を持って 汗を流し歩く子どもを見ると「頑張ってるね。カッコいいよ」と思わず声をかける。ニカッと笑う子どもは何とも誇らし気だ。

著者プロフィール

すだジイ

独り言の主すだジイ

多彩な時代を生きてきた人生経験豊かなジイ。 そんなジイにだから見える景色がある。 忙しく日々を過ごす中で見落としがちな情景。 そこにはたくさんのストーリーがつまっている。 このコラムで綴るのは「街のスケッチ」。 それを通じて何かを感じていただければ幸いです。
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